代表挨拶
ホームページご来訪いただき、ありがとうございます。代表取締役の渡邊康児(KJ.WATANABE)と申します。
私たちは、中小企業の経営を支援するため、このコンサルタント会社を立ち上げました。
日本にある企業の99%を占める中小企業は、日本経済において重要な存在です。しかしながら、中小企業が発展する上で障害となる構造的な問題が多いのも事実です。
例えば、中小企業は、大企業と比較して経営資源が限られていますし、近年では取引先や金融機関との関係が希薄化するなどの経営環境の急速な変化が見られます。
難しい経営課題に単独で対処しなければならい経営者の苦労を、銀行勤務の中で沢山目の当たりにしてきました。
私たちは、こうした経営課題に対し、お客さまとともに対応していきたいと思っています。
渡邊 康児
代表取締役
代表者はこんな人です
~私は、こうして会社を設立しました~
- サラリーマン家庭の次男坊として生まれる。
- 手先が器用で芸術センス豊かな祖母の寵愛を受け、幼少期を過ごす。その影響で、今でも絵をかくのが好き。(絵描きになることを夢見たことも)
- 学生時代はバンド(ベース担当)やテニス、バイクやバックパッカーなど一通りやってみるが、才能を開花させることはなく、「つまみ食い」ばかり。2流の「器用貧乏」といったところ。
- 苦労して入学した大学でのメインな活動はアルバイト。そこで、「世の中は、次男坊キャラで乗り切るものだ」という独自理論を身につける。
- 家庭教師
- 塾講師
- ホテルのフロント
- ウェイター
- クラブの黒服
- キャバクラのスカウト
- 製パン工場の夜勤
- 引っ越し etc…
- 大学卒業後に起業を夢見たが、成功できる自信は結局なかった。「給料が良い」という打算的な理由から銀行に就職するも、友人の評価は「絶対に続かない」が大勢を占める。
- ところが、「次男坊パワー(?笑)」が炸裂し、トップセールスを記録。中小企業支援の楽しさを知る。同時に、経験豊かで個性あふれる経営者さまから、様々な指導を受け、銀行員としても社会人としても基礎が固まった時期。
- 好成績が評価され、中華人民共和国の北京に1年間の語学留学のチャンスをゲット。ただ、当時発展途上の中国での留学生活は、毎日がサバイバル。不衛生、ぼったくり、反日感情。。。
- 帰国後、大企業取引やマーケット部門での為替・債券ディーラー、格付機関(旧大蔵省の外郭団体)への出向等を経験し、再び中国赴任。中国・香港、東南アジアでの営業、中小企業の中国進出支援に約10年間携わる。
- 支援した進出企業の多くは製造業で、工場立ち上げの現場に泥棒防止のため寝袋で寝泊まりしたり、安定した工場だと思っても従業員工夫のストライキに巻き込まれたり。。。アジアの生活は、毎日がサバイバル。その一方で、未開の地で頑張る日本企業の「ものづくり」の素晴らしさに触れることとなった。混沌とした状況から工場が立ち上がり、制度や習慣が違う人たちと協力して組織が出来、試行錯誤の末に製品が出荷されるようになるという変遷に立ち会えたことも、素晴らしい経験。
- なお、趣味のゴルフもルアーフィッシングも、このアジアで本格化。ルアーフィッシングにおいては、中国での市場拡大に一役を買う(?)。
- 海外赴任の任期を全うし日本に帰国。国内の営業店長や本部の役職に就くと同時に、様々な経営者や有識者と会う機会(ヘッドハントのお誘いを含め)を得た。折しも、リンダ・グラットン教授の「ライフ・シフト」が話題となっていて、自分の「活かし方」について考えるようになる。
- 既存顧客企業のみならず、紹介先等から経営に関する相談が急増。相談に対する理論的根拠を拡充するため、2019年から中小企業診断士の勉強を開始。
- 2020年よりコロナ感染が拡大。部下の感染、スプリット勤務の実施などで勉強している余裕が無いほどの多忙を極め(中小企業診断士の勉強は一時中断)たが、企業からの相談は更に増えていった。これは、理屈にこだわらず、計画の実行に重点を置いたアドバイスと行動が重宝されていたようだ。正直なところ、経営者と一緒に課題解決をするのが楽しかった。
- 2021年に中小企業診断士1次全科目を合格し、養成課程(診断士に必要な実習と実務家の指導が受けられる)のある千葉商科大学大学院と日本工業大学大学院の2校を受験。
- 結果は、千葉商科大学は合格を頂き、日本工業大学は不合格だったのだが、不合格判定を出した日本工業大学大学院から「技術経営の修士課程に入学しないか?養成課程は来年再度受験すれば良い」とのお誘いがあった。
- この誘いに乗ることは、中小企業診断士の資格取得には遠回りになる可能性が高い。しかし、「技術経営(MOT:Management of Technology)」は、中小企業の製造業を支援するうえで有効であると確信し、日本工業大学大学院技術経営学科の修士課程に2022年に入学(中小企業診断士の勉強は一休み)。なお、専攻は「事業創造(新規事業の立ち上げ)に関する研究」。
- 後になって思えば、この選択が人生の転換点ともいえる(かな?)。なお、この時誘ってくれた方、人生設計に多大なる示唆を頂いた恩師(五十嵐教授(日本工業大学))との出会い。
- 仕事と学業の両立「二足の草鞋」は困難さを極めた。但し、自分自身の経験、例えば「財務分析」や「市場分析」、「組織運営」、中小企業に対する「海外進出支援」や「外国企業との取引支援」などについて、大学院での修学を通じて自分の強みとして整理され、起業家意識も醸成された。また、卒業後にパートナーとして活躍する友人達と運命的な出会いがあり、独立心が強まっていった。
- 2023年、日本工業大学大学院を首席で卒業(技術経営修士(MOT))するとともに、翌年度(2023年度)から始まる同大学院の中小企業診断士の養成課程に合格(資格取得への軌道修正)、「二足の草鞋」は2年目に突入。
- ただ、ここで踏ん切りがついた。仕事と学習のこれ以上の両立は、管理職という立場上困難に思われたし、正直な話、銀行の仕事がつまらなくなっていた。
- 「銀行辞めるのはもったいない」との意見が聞かれる中、相談いただいていた企業の経営者さまからは、(ありがたいことに)独立を望む意見が聞かれ、2023年7月に会社を設立。なお、親しい友人ほど「ようやく独立だね」と。。。喜んでくれた(ありがとう!!)
- 2024年、中小企業診断士資格取得。
<資格等>
中小企業診断士 (Certified Management Consultant for SME)
技術経営修士(MOT, Honors)
立教大学経済学部を卒業後に就職、働きながら日本工業大学※専門職大学院を首席で卒業。
- ※日本工業大学について、その歴史は1908年開学の東京工科学校に遡ります。日本で唯一、中堅中小企業の技術経営に特化した専門職大学院があることで有名です。
趣味:ゴルフ、釣り(主に池、渓流)、絵画